心も、とろけるほど愛して
「ちょ、ちょっと...流哉...ここは何処なの?」
「車の中」
見たら分かるわよ車の中だって。だけども...マンションをどうやって開けたの?
「それより、お前、気持ち良さそうに寝てたな、思わず、襲いそうになりかけた」
そうじゃなくて...どうして私は拉致された状態なのかと聞きたいの。それくらい察してもいんじゃないの?
「ちょっと、その前に車停めて」
「無理だな」
「どうして?」
無言の流哉を横に倒していた助手席を直し前を見つめた。