心も、とろけるほど愛して
「あ、ありがとうございます」
私は仲居さんにお礼を言った。
「東堂様、ご夕飯は、どうなされますか?」
流哉は、外を見つめてから仲居さんに視線を逸らし
「2時間くらいしたら部屋の外に置いといてください、後は自分達でします。それと、もう少ししたら、お酒を3合くらい持って来てください」
「畏まりました、ごゆっくりどうぞ」
仲居さんは、頭を下げると部屋のふすまを閉め本館へと戻って行った。