心も、とろけるほど愛して
目を擦りながら部屋の扉を開けると、おぼんに乗ったお酒を部屋に入れ露天風呂に浸かっている流哉に声をかけた。
「お酒来たよ」
「うり、何してるんだ...ずっと入らない気なのか?」
ちょっとだけ、ムスッとした声が聞こえて来た。
「い、今入るから、ちょっと待って」
露天風呂へ入る為のふすまを開けると、お湯に浸かっている流哉に目を合わせニコっと笑ってみた。
「ここにお酒置いておくからね」
「分かった、あと10秒経っても入って来なきゃ有無も言わさず露天風呂で押し倒すぞ」