《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜

届けたい声

英美が死んで、英美の忘れ形見である夢咲を手放すことになった弘樹。

会えないことはないけども、しょっちゅう会える距離ではない。

立て続けに襲う悲劇に弘樹の生活は荒んでいった。

仕事には行くものの、家事や育児など一切、何もせずただ浴びる程の量のお酒を胃の中に放り込んだ。



心にポッカリと開いた大きな穴を、埋めるかのように弘樹は毎晩飲み続けた。



お酒を体に残したまま仕事に向かう弘樹。

お酒の匂いに敏感に反応したのは、上司である山下課長。
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