冷たい彼は旦那さま
「だから、遥ちゃんと翼くんの関係を気にしても可笑しく無いでしょ?」
何で、サツキさんが好きな相手が翼さん何だろう。
何で、二人は出会ったんだろう。
「……ただの、お兄さん的な存在です。私が妹みたいな存在だから、一緒に居てくれているだけです」
そんな感情を抱きながらも、そう言う事しか出来なかった。
間違ってはいない。
翼さんの中では私はきっと、妹と言う立ち位置になっている。
悔しいけど、それが現実なんだから仕方無い。
「そう、それが聞けて安心した」
そう、笑いながらサツキさんは翼さんとの思い出を話し始めた。