冷たい彼は旦那さま



幸せ過ぎて、涙が流れる。


「何で泣く?」


「幸せ過ぎて、です」


きっと翼さんにはわからない。


だって、こんなにも幸せにしてくれているのは翼さん何だから。


「翼さん。ずっと一緒にいて下さいね」


「遥こそ」


やっぱりそういった翼さんは、余裕そうに笑った。


私の大好きな翼さんは、私の冷たい旦那さまです。


fin

< 385 / 427 >

この作品をシェア

pagetop