おかあさんになりたい。 ~天使がくれたタカラモノ~
私のお母さん
私は3人姉弟の長女。
妹と弟は一歳違いずつの年子。
ただでさえ長女は我慢することが多いし、大人の顔色をうかがうことが上手い。
小さな妹と弟といると
「お姉ちゃんなんだから!」
て言われることが多かった。
「なんで私ばっかり怒るの?
お母さんは私のこと嫌いなんでしょ!!」
度々そう言ってはお母さんを困らせた。
妹は赤ちゃんの時に病気になったらしくて体の心配をいつもしてた。
弟も、小さい頃から入院したりして体が丈夫な方じゃない。
二人とも今は全然丈夫だけど小さい頃はお母さんは心配ばかりしてた。
反面、私は健康そのもので、長女だから一番最初に親の手を離れるのは必至だ。
ちょっとした歪みが大きなズレに繋がって……
「お母さんにこれ以上心配かけたくない。」
の気持ちが
「私がどうなってもお母さんは悲しまない。」
の間を振り子のように揺れ動いた。
でもね。
わかったんだよ。
悲しい出来事の裏で、お母さんがどれだけ私の心配をしてくれたのか。
母親にとって子どもはいつでも特別。
いつでも。
子どもが自分の手を離れても。
私も…
私もあの子のことをずっと心配してあげたかった。
妹と弟は一歳違いずつの年子。
ただでさえ長女は我慢することが多いし、大人の顔色をうかがうことが上手い。
小さな妹と弟といると
「お姉ちゃんなんだから!」
て言われることが多かった。
「なんで私ばっかり怒るの?
お母さんは私のこと嫌いなんでしょ!!」
度々そう言ってはお母さんを困らせた。
妹は赤ちゃんの時に病気になったらしくて体の心配をいつもしてた。
弟も、小さい頃から入院したりして体が丈夫な方じゃない。
二人とも今は全然丈夫だけど小さい頃はお母さんは心配ばかりしてた。
反面、私は健康そのもので、長女だから一番最初に親の手を離れるのは必至だ。
ちょっとした歪みが大きなズレに繋がって……
「お母さんにこれ以上心配かけたくない。」
の気持ちが
「私がどうなってもお母さんは悲しまない。」
の間を振り子のように揺れ動いた。
でもね。
わかったんだよ。
悲しい出来事の裏で、お母さんがどれだけ私の心配をしてくれたのか。
母親にとって子どもはいつでも特別。
いつでも。
子どもが自分の手を離れても。
私も…
私もあの子のことをずっと心配してあげたかった。