おかあさんになりたい。 ~天使がくれたタカラモノ~
時が止まる。
見えたソレが信じられない。
赤……い……??
ティッシュと向き合い呆然とする私。
え………意味がわかんない………
ティッシュについていたのは赤いオリモノ
茶色でもベージュでもないし、オリモノというには大きく広がりすぎた染み。
ちょっと黒ずんだ…生理に似た血の色。
信じたくないけれど…
まぎれもなく出血だった。
「どう……しよ………」
便器に座ったまま固まる私。
出血は危険なサイン。
「どう……しよ………」
なんとかしなきゃ………
固まった意識が少しずつ帰ってくる。
胸はバクバク苦しいくらいに揺れ、手や足は震える…
けれどこのまま座ってるわけにはいかない…!
「で…電話…しなきゃ…!」