双子姉妹の胸キュン恋愛道!



「ミス琴音。」



「はい…。」



緊張で上手く言葉が出ない。


目の前に憧れのショウ君がいる。


ずっと追いかけてきたショウ君がいる。


軽く頬を撫でられる。



「これからも、宜しくな。」



「はい…。」



ショウは椅子に戻ると、軽く右手を振った。



「今日はありがとう。」



その言葉と共に照明が暗くなる。


再び照明が点いた時にはすでにショウの姿はなかった。


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