双子姉妹の胸キュン恋愛道!
「もう、いいよ。」
「何言ってるのよ。ここで言わないと絶対後で後悔するよ。」
「後悔してもいい。」
「もう、姉さん。ビビり過ぎ。」
「ビビり過ぎでもいい。わら人形の事も、50円の事も全部許すからもういい。」
「もう、姉さんのバカ!」
「バカでもいい。」
「何でも…、話すよ。」
言い合っている2人に割り込むように元樹がそっと声を出した。
「じゃあ…。」
私は姉さんみたいに最後の最後に逃げたくない。
たとえ、一度しか会ってないとしても、私がショウ君に憧れていた気持ち、好きな気持ちは決して軽いものではない。
姉さんも周りも、ネットの中の人間を好きになるなんて、って思っているかもしれないけど、好きな気持ちに決まり事や固定観念なんてない。
いつどこで誰を好きになるかなんて誰にだって分からない。
一目惚れだって、お見合いだって、ネットの向こうだって、恋をする気持ちは同じなはず。
だから私は、今抱いている恋心に自信を持って向き合える事が出来る。
「元樹君とブログアイドルのショウ君は同一人物ですか?」
はっきりとした口調で琴音が尋ねた。