三行ラブレター
「そいや、言ってなかったっけ」
「何をです?」
街中を歩いていると唐突に話しだす坂田に首を傾げた。
どこか空を見上げて話す坂田はいつもと違って様になっている。
「アイツとはあの後特に何もなかった」
それはきっと先輩ギャルとの事だろう。
教師が生徒に手を出そうとしたのはどうかと思うが、
人気がある分しつこく付きまとわれたりするんだろうか。
最も、坂田自体好き好んで女の子と怪しい関係になってそうだけど。
「どうでもいいです。2人の事なんて」
「冷たいねぇ。折角アイツに誤魔化してやったのに」
「当然でしょう!あの人に知られたら学校中に知れ渡るのも時間の問題なんだから!」
よく知らないがいつも私に仕事を押し付けてくる。
その恨みもあってか、ずいぶんな口調になってしまった。
私から言えるのは。