神様のおもちゃ箱

二人は一斉にドアに注目する。


誰だ、こんな時に!

宅配便か?新聞の勧誘か?


すると甲高い声が、俺を呼んだ。



「けーんーごーくーん、一緒に行きましょ〜」




―――げ!
   
   望乃!


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