白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】


どんどん落ち込んでいく。
腕が下がっていく。




……接客以外に何か嫌なことでもあるのか?


俺までおっかなびっくりな聞き方になってしまう。




「嫌なのか?」



「……嫌も何も………ホストクラブカフェとか訳のわからんもんに決められた。俺は裏方でいいって言ったのに………」



「……そりゃまた」




なるほど。



滝篠をうまく使ったわけだ。




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