白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
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「刹那ー」
「おー、何だー」
「儚って、俺らのこと憶えてんのかなー」
俺、一時帰宅中。
それこそ学校から戻って、鞄も置いたまま飛び出してしまったので、一応必要なものを取りに来た。
理波ちゃんも来ると言い張ったけど、俺と壱星が不安だったので止めた。
代わりにって言うと難だけど、刹那がついてきてくれた。
バカやりそうになったらバシッとやってくれるし、刹那はいいな。
頼りになるし、頼ってくれる。