白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】

+++

「刹那ー」



「おー、何だー」



「儚って、俺らのこと憶えてんのかなー」
 


俺、一時帰宅中。



それこそ学校から戻って、鞄も置いたまま飛び出してしまったので、一応必要なものを取りに来た。
 


理波ちゃんも来ると言い張ったけど、俺と壱星が不安だったので止めた。



代わりにって言うと難だけど、刹那がついてきてくれた。




バカやりそうになったらバシッとやってくれるし、刹那はいいな。



頼りになるし、頼ってくれる。




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