白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
「ああ、かっけーぞ。壱星ってゆうんだ」
「ちょ、ふー何言ってんの!」
理波ちゃんが噛みついてきた。
「え? まさか別れたの?」
理波ちゃんが否定するだと⁉ あの野郎まさかそんなことを⁉
「いや! 健全にお付き合いしてるけど! でも、ふーがそんな風に言ってくれるとは……」
「壱星がかっけーのは高等部では周知だけど?」
あいつは同性でもカッコいいと言わざるを得ないくらいだからな。
理波ちゃんは手のひらを見せるように胸の高さに出した。