白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】


「おいコラそこォ! 今何考えたァ!」



「刹那ちゃん声大きすぎっ」



丸めた紙をハリセンのように決める刹那を、理波ちゃんが抑える。



儚といると刹那が乱暴になるなあ。



素直なのは好い好い。



「儚ちゃん、久しぶり」
 


刹那から離れた理波ちゃんが、儚のベッド脇に腰を屈める。



「りなみちゃん可愛いー。彼氏さんとかもカッコいいでしょ」
 


儚がほこほこと微笑む。



癒されるなあ。




「彼っ⁉」
 


びっくりしたように声をあげて、噛んだ理波ちゃん。




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