年上ヴァンパイア




「触らないでくださいっ。」


私がそういっても、全く手を離しそうにない。

その時、


「おい、その汚い手、離してくれねぇ?」


紫苑がやってきた。
そして、男の手首を掴み、私から離した。


「邪魔が入ったか。行くぞ。」


男たちはすぐに去っていった。



< 149 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop