LOVEプリンセス*
まぁ…この頃は私は自分が山崎くんに一目惚れしたなんて気づかなかったけど
「じゃあ、寮行きますか!」
仕切り役の人…真田拓海くんの一言により、みんなもぞろぞろと教室を出て行った。
…一人を除いて。
真「山崎くん…」
彼は机に頬杖をついて寝ていた。
どうしよう…
真「ぉ、お〜い」
話しかけるも起きない。
でも放っていくのもなぁ…
私は躊躇したけど、山崎くんの肩を揺らすと
雅「んんっ…」
やっと目を覚ましてくれた
真「良かった。起きた」
雅「あれ…みんなは」
真「集団で寮に行っちゃったよ。」
雅「わりぃ。俺らも行くか」