恋色涙~君たちの恋~

 こうたのベッドの上。

 さすがにドキドキが止まらない。

 昨日よりこうたの表情は柔らかくとても安心している。
  
 Yシャツが脱がされシャツもなくなった。

 昨日はダメだったスカートの中に手が回った。

 「さよ…いい?」

 「うん……」

 返事と同時に脱がされた。

 私の体を隠しているのはシーツ1枚。

 心臓の鼓動が速くなっていく。

 「きゃっ………や……ん!」

 こうたの手が私の体を触る。

 くすぐったいときもあれば気持ちがいいときもある。

 部屋中に響く甘い音。

 「さよ………いくよ?」

 頷くと同時にこうたが入ってきた。

 「っ…!!ったぃ……んん!」

 何ともいえない激痛が襲いかかる。

 「さよ…はぁはぁ……大丈夫か?」

 私はコクリと頷いた。

 すると体が上下にゆれる。

 「あぁ……ん……はぁん……」

 自分の声ではないような甘い声がでる。

 痛みは消えて快感が押し寄せてくる。

 私は今日初めてこうたと1つになったんだなって実感できました。


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