後輩に惚れた先輩~ドS後輩に惚れた弱み~

「き、緊張する」


Y「珍しいわね。マキが緊張なんてさ」


「あたしだって緊張するよ!...ってなんで2年のあたしが委員会紹介しないといけないの!」


H「ごめんな?俺達、部活で忙しくて..」


「はっ、ハル先輩!?」


Y「おっと~...」



なななななななんでここにハル先輩がぁぁああ!!!

あたしは委員会紹介のために舞台裏でスタンバイ。
先輩たちは教室にいるはずなのに...



H「ちょっと心配になって。佐野は人前で話すことなんか得意じゃないだろ?」


「な、なんでそれを..//」


H「俺と話すときいっつも下向いてる。顔、あげてみ?」


Y「あ~..あたしちょっとあっち手伝ってくる!」


「あ、ユミコ!」


H「佐野?」


「あ、あっ..えっと...//」


H「ははっ。大丈夫大丈夫。
本番前に倒れられたら困るからなwじゃ頑張れよ」


「あ、ありがとうございます..//」



こ、これは...!!
恋のカホリ...///←



Y「んでなんの話をしたのさ」


「うわっ!びっくりした..手伝いに行ったんじゃないの?」


Y「こんな時に行くわけないじゃん。それで?」


「いや...頑張ってって...うふふふふふふふ」


Y「キwwモwwイww」



「恋する乙女になんてこというのさ」


Y「まぁ、今に見てなさい。絶対良い男いるから」



年下に良い男なんていないって言ったじゃん!
しつこいくらい言うけど、ハル先輩が一番なんだって。
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