そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜
結城くんと私の指先同士が触れ合う。
…一瞬だけ。
「……あっ」
思わず声が漏れた。
瞬きもできないくらいの一瞬だったけれど、それだけで顔がかあぁ!と赤くなったのが自分でも分かった。
結城くんに触れた、人差し指の先っぽだけが熱い。
心臓が暴れ出す。
なに、これ。
こんなの、初めてだ。
胸が、ドキドキいってる。
私、変。
「ごっ、ごめんなさい…‼︎」
俯きながらも、結城くんに謝る。