Lie friend ―嘘友―



あたしの“友達”には、こんな笑顔を向けてくれる人はいないから。


家族だけだったから。


なんだか無性に泣きたくなった。



「眩しすぎるんだよ、その光は––––––––......」



あたしの小さな呟きは、きっと誰にも届いていない。



「なんか言った?」



うん、それでいいんだよ。


キミはなにも知らなくって。



「......うんん、なんでもないよ!」



あたしは明るく言った。


呟いた言葉はホント。


だってキミの笑顔は、太陽だもん。



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