学生結婚しちゃいました


「理玖くんなら…何されてもいいよ…。」



理玖くんの茶色の瞳を覗き込んで言う。



「……すげぇ~煽り方……。

もう嫌だって言っても、止まらないから……。」



そう言うと、理玖くんのキスが何度も何度も降って来て、やがて深いものに変わっていく。



理玖くんの甘い香りを嗅ぎながら、優しく抱きしめられ、理玖くんの愛情に全身を包まれた。




「陽菜……これからも…ずっと俺の傍に居て?」


「うん…。」


「俺が陽菜と、蒼空を守っていくから…。」


「うん。」


「陽菜…愛してる…。」


「私も…理玖…愛してるよ。」



そう言うと、理玖くんが私の頭をソッと撫でてくれた。


まるで宝物でも扱うように…優しく…。




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