オリのナカのヒメ
まったくもう…この子ったら…。
ま、そんなことはさて置き。
私は手下達を睨みたい気持ちを抑え、微笑んで問いかけた。
『さ、正直に話しなさい。あなた達は生徒会に言われてここに来た、そうよね?』
でも手下達は口を開こうとしない。
そりゃそうよね。
でもまあ、これで引き下がるわけないんだけど。
私は少し殺気を出して、もう一度問いかける。
『ねぇ、あなた達は生徒会に言われて来たのよね?』