涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜



「バイバイ、したくない…っ、」



本当はまだ弱虫で。

泣き虫で。

甘えたで。

本当の怜はきっとこっちだ。



「…怜」

「やだよ…っ、やだやだ…なっちゃ、」



ーー「怜君がどれだけ…っ、どれだけ!!
あなたに会いたかったか、分かってますか!?」



あれがどれだけ大きな真実か、あたしにはわかっていなかった。


ごめんね。

気付かなくてごめん。

気付けなくて、ごめんね。







< 266 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop