無口な同期とイチャラブ♡オフィス
暴れなくなった私を腕から解放すると、優吾はもう1度なだめるようにポンポンと私の肩を叩いてからじっと目を見て言った。
「りんかは何もしないで」
「でも!!」
「あの人に怒るのは、僕の役目」
まっすぐに男らしい眼差しで言われてちゃって、私の爆発しそうだった怒りは完全に消えてしまった。
だって『あの人に怒るのは、僕の役目』なんて言われちゃったら、彼氏にそんな頼もしいこと言われちゃったら、嬉しくてドキドキして、もう怒ってる場合じゃないじゃん。
なんか、胸がぎゅうぎゅうしちゃう。顔がヘニャって緩んじゃうよお。
守られてる気がする。私、優吾に大切にされてるって思うの、間違いじゃないよね?
「優吾~~好き~~」
今度は泣き顔じゃなくニヤニヤの笑顔で大きな懐に飛び込んだ私はすっかり怒りなんか吹っ飛んでいて、ぶっちゃけもうオッサンの事はどうでも良かった。