今さら恋なんて…
「いいよ。…気は済んだか?」
「…ん」
「そりゃよかった。ほら、水飲めよ。昨日飲み過ぎたから喉渇いてるだろ?」
シゲハルはそう言って笑うと、あたしを促してくれた。
「うん…」
あたしは手渡されていたペットボトルを開け、冷たい水を喉に流し込んだ。
その光景を眺めていたシゲハルだったが…。
「…しっかし…つー、いい体してんなぁー。マジでびっくりしたよ」
「…ごほっ」
いきなり変なこと言われて、あたしは水を吹き出しそうになる。
「変態親父っ」
「あ?自ら脱いだのは誰だよ」
「……」
「目の前に御馳走ぶら下げられたのに、襲わなかった俺を褒めろよ」
「……」
「なぁ、つー」
「……何よ」