今さら恋なんて…
「とりあえず、おめでとう」
「…ん」
「飲むか?…っつーか、今日は祝賀会とかあったんじゃないか?」
「…ん」
「つー」
「…ん」
「俺のこと好きか?」
「…ん」
「宇宙一?」
「…ん」
「…ダメだこりゃ、全然聞いてねぇ…」
シゲハルは、はぁーっ、と深いため息を吐いた後、隣に座ったあたしの頬を、ふにっ、とつまんだ。
「……痛い」
「お。起きたか」
「…起きてるし」
「起きてなかったよ。お前、“ん”しか言わなかったし」
「……」
「そんなに動揺したのか?俺のラブレター」
シゲハルはそう言うと、ニヤーッ、と笑った。