今さら恋なんて…
「…失礼ですね、司さん。俺、着やせするタイプなんですよ…。それに、ホテル業務は体力ないと務まらないんですよ?」
龍哉は心外だ、って顔でそう呟いた。
「あ、ごめん…そういうつもりじゃ…龍哉、薄いし…」
「薄い?」
「体薄いじゃん。腰も細いし…」
「…司さんも華奢でしたよ…?」
ぼそり、と呟いた龍哉の言葉に、思わず頬が染まる。
「…それに…こんなに小柄だと、思ってなかったです。ヒール、相当高いの履いてるんですね」
少し背をかがめる様にしてあたしの顔を覗き込む龍哉。
イケメン過ぎてドキドキするんですけどー!!!
「…顔、赤いですよ?」
「龍哉が変なこと言うから」
「司さん、老若男女からモテモテなのに…」
「え?」