幼なじみ。
次の日。
「安西さん・・・・愛雅くんは?」
あたしは先生と向き合って話をしていた。
「愛雅とは・・・別れました。あたしのせいで愛雅を傷つけたくなかったんです」
「・・・・」
「昨日に話しよう、と決めたらこうなっちゃって・・・」
「そうか・・・・でも、安西さんは自分を責めすぎなんじゃないかな?」
でも・・・・
でも・・・・
「あたしの病気のせいで愛雅まで悩んで不安そう顔して・・・・笑顔が見られなかった」
あたしのせいなんだよ。全部。
あたしが何もかも悪いんだよ。
病気になったことによって、周りの人に迷惑をかけ、心配させて・・・不安にまでさせて・・・
あたしがいるから・・・
「愛雅くんは、安西さんを失いたくない。守りたいという気持ちがあって、安西さんの重荷を一緒に背負いたかったんじゃないかな?」
「・・・・・」
「安西さんの苦しさや悲しさ、不安とかを半分でもいいから分け合うように抱えたかったんだと思うよ?」
愛雅・・・・
あたし、ほんと自分勝手だよね?
なんでも、まっすぐ自分のペースで突き進んで勝手になんでも決めて・・・
ごめん・・・・ごめんなさい・・・・