悪魔な秘密の巫女男子
「さ、すが・・・
さすがに、僕も力を出しすぎた・・」
さすがの風の守護師もへなへな~と座り込む。
汗だくだ。
僕は、思わず手のひらを見る。
若干、焦げたようなこすったような跡があるものの、
体には変化がないように思えるし、
『パワーがみなぎるぜ』っていう感じもない。
普通だ。
ふと、水の守護師が気が付いたように、
風の守護師と僕に 問いかけた。
「・・・ねぇ、
吸収された『力』は
どうやったら、『解放』されるんでしょうか?」
「「 あ。 」」
風の守護師と僕の声が重なる。
どうすれば?
ってか、僕自身 力が中に吸収されている
という実感すらないのに?
「えぇっと、
とりあえず、手でも握ってみる?」
「お。おう。」
風の守護師が、疲れた笑顔を見せた。