悪魔な秘密の巫女男子
空気が違う。
「巫女様。
こちらで、始まりますよ?
しゃべらず、笑わず、
私が、見たら 手を上にあげてください。」
ぶわっと
風が吹いた。空気がまとわりついて
その中央の礼拝堂ーーとやらに立つ。
「・・わ・・」
っと、しゃべったらダメだった。
改めて、この場を見渡す。
すっげぇ。
円形状のコロシアムみたいな所の中央に
高く王座があり
三方からスペースがせり出している。
王座はまだ誰も座っていない。
赤・緑・青それぞれの光が、そのスペースを包んでいる。
僕は、もちろん青い光のなかにいた。
その、赤にも緑にも 人影が見えた。
きっと、それぞれの守護師 だろうな。
うっすら教えてもらったことを思い出す。