愛されオーラに包まれて
「保留にしなければならない理由って、何?断るか、OKするかじゃないの?」
『それがさ、あまりに向こうの身分が高すぎてね・・・釣り合わないと思ったから』
身分が高い?
どこの王子様だろう。
「でも保留にしていたってことは、断れなかったわけで、断れないってことは、由依も身分差さえなければ、その人のことが好きなわけで、現在はそれが実ったってわけだ」
『うん。お父さんがあの人だからってわけではないけど、あのみんなで群馬に行った後で、気持ちに正直に生きようって思ったら、急激に彼が心に入り込んできた』
そうか。
とても彼が気になる。
「やろうよ、ダブルス。泰河も喜ぶよ、きっと」
『うん。その時紹介するね』
それからテニスコートの予約するのに"彼はホテルマンなので、できれば平日の方がありがたい"と由依に言われたので、9月中旬の木曜日に設定した。
泰河にもメールで連絡したら、
―"神戸さんの彼氏を拝めるなんて、喜んで行かせていただくよ"―
と返信が来た。
その前に、みなみちゃんのサイン会、がんばらなくちゃ。
『それがさ、あまりに向こうの身分が高すぎてね・・・釣り合わないと思ったから』
身分が高い?
どこの王子様だろう。
「でも保留にしていたってことは、断れなかったわけで、断れないってことは、由依も身分差さえなければ、その人のことが好きなわけで、現在はそれが実ったってわけだ」
『うん。お父さんがあの人だからってわけではないけど、あのみんなで群馬に行った後で、気持ちに正直に生きようって思ったら、急激に彼が心に入り込んできた』
そうか。
とても彼が気になる。
「やろうよ、ダブルス。泰河も喜ぶよ、きっと」
『うん。その時紹介するね』
それからテニスコートの予約するのに"彼はホテルマンなので、できれば平日の方がありがたい"と由依に言われたので、9月中旬の木曜日に設定した。
泰河にもメールで連絡したら、
―"神戸さんの彼氏を拝めるなんて、喜んで行かせていただくよ"―
と返信が来た。
その前に、みなみちゃんのサイン会、がんばらなくちゃ。