愛されオーラに包まれて
高松はあんな積極的なことを言ったけど、まだまだ怖いはずた。
俺だって、自分から好きになった女性を抱く…いや抱いたのは、お前が初めてだ。

俺も少し緊張してる。
でもがっついてはダメ。
ますます彼女が怖がる。

だからまず、ブラウスを丁寧に脱がして、シワにならない程度にさっきまで俺が座っていたテーブルに置く。

俺に外され気味で既に取れそうになっていたブラも取ると、上半身は身につけているものがなくなった。

スカートもこのままではシワになりそうだから、丁寧に脱がす。
ストッキングも伝線しないように脱がすと、いよいよあと1枚。

すると、静かだった空間に、

『桐生さん、ズルい』

と、高松の声が響いた。

『私ばっかりこんな姿にされて、恥ずかしい』

高松は海老のように体を丸めた。

「確かにそうだよね。俺も脱ぐよ」

と、俺もボクサーパンツを残して全て脱いだ。

「ちゃんと見せてよ、体」

高松を仰向けにして、俺もその横に寝そべる。

体の線は細いけど、出るところは出ている高松の体。
胸は決して大きくないけど、俺の手にはちょうどハマって揉みやすい。

「俺の…全てを感じてくれ」

と、両手の愛撫をやめないまま、キスをした。

そこからは、さらに幸せな時間。

高松が俺を感じてくれているかと思うと、この喜びをどう表現したらいいのか分からないくらいに。
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