ストーンメルテッド ~失われた力~
「っふ。......今の君の力では駄目なようだね」
背後から、嫌な予感のする聞き覚えのある声が聞こえた。
振り向くと、それは......
ナキアだった。
「こんな所で、何してるの?」
「俺? ......見物だよ。今の力で、君がちゃんと仕事が出来ているのかをね」
「......」
ただ、黙ってジュノはナキアを睨んだ。
「っははは。その表情、変わらず嫌いじゃないよ。......前にも、そんな表情をしたね。ジュノ」
「さぁ......。いつの事かしら?」
大事な部分の記憶を失っているジュノは、ナキアの発言に鳥肌を立たせた。
「いつの事だっただろうねぇ......」
そう言うと、ナキアはニヤリと気味悪く笑った。
「もう、放っておいて」
そう言って、ジュノは鳥肌を立たせたまま、家へ戻って行った......。
その直後、ナキアは誰かと連絡をとった。
「この間の話......覚えているかい? ..................決断をしたら、連絡をくれ。そうすれば、僕らと仲間入りさ」
そう言うと、ナキアは不気味にニヤリと笑った。