夫婦橋〜鈴RINと響いたその瞬間TOKIに
ドアにはペィンティングされた
プレートが下がっている。
『cafe〜ぐりーんべあ』
秀也がドアノブに手をかけた。
カランカラン…♪
ベルが鳴り
秀也は蓮音を促した。
「わぁ!可愛い…。」
蓮音は店内を見渡して
嬉しそうな顔をした。
カントリーチックな小物が並び
天井からは
ブランコに乗ったテディベアが
揺れている。
ドライフラワーが
たくさん飾られ
テーブルにはハーブの小鉢や
小さな花カゴとテディベア。
店内には
オーブン焼きの薫りが
漂っている。
おかわり自由な定食屋を
想像していた蓮音にとって
この『ぐりーんべあ』は
感動だった。
「秀也くん、
本当に可愛いお店ね!」
蓮音がニッコリした。
〈蓮音ちゃんが
初めて笑ってくれた!!!〉
「そうでしょ?
可愛らしいだけじゃなくて
ここのオムライスプレート
お勧めだよ!
結構ボリュームあるけどねぇ。」
早速オムライスプレートを
注文すると
秀也は旭川にいた時の話をした。