夫婦橋〜鈴RINと響いたその瞬間TOKIに

「自衛隊の出入口の門が
あるんだけどね、
そこに交代の時間まで
一晩中立っていなきゃ
いけないんだよ。

もちろん
眠ってなんかいられないよ。

寒くて凍死しちゃうでしょ!

翌朝交代する時
先輩に思いきり笑われたよ。

お前!?
笠地蔵かよって!

雪がどのくらい
身体中に積もるか挑戦して
自然に落ちるのは
仕方ないとして
自分から払い落としたり
しなかったんだよね。

さぞかし
御利益ありそうな姿
だったと思うよ!」


蓮音は
秀也の雪にまみれた笠地蔵姿を
想像し思わず笑ってしまった。


秀也は蓮音が笑う度に
蓮音以上に
笑顔になっていった。
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