夫婦橋〜鈴RINと響いたその瞬間TOKIに
*第7章*勇気と決意
翌日
昼食後の講座が休講だった。
(洋介に気持ちを伝えよう、
ちゃんと気持ち伝えなきゃ
前に進めない。)
蓮音は考え迷わず
洋介にメールした。
【今日、休講になったから
洋介の勉強に差し支えなければ
会いたいんだけど
都合どうかな?】
すぐに
携帯の着信音が響いた。
メールではなかった。
洋介は殆どメールはしない、
急いで携帯を開いた。
少し低めの洋介の声。
大好きな洋介の声。
【あぁ蓮音、
短大まで迎えに行くから
近くで待っていて!】
(洋介…
今日は機嫌いいみたい。
よかった!)
蓮音は元気よく応えた。