この恋のとろける温もりを感じたい



「貴崎さん...」
「大丈夫、もう明かりが付く...」


桃也さんは、カタカタ震える私を抱き締め頭を撫でてくれる。


この暗い中、私の吐く息と桃也さんの息だけが響き渡り桃也さんは息をゆっくり吸うと私の耳元で呟いた



「電気が付かなければ、ずっとこうしてられる」



桃也さんの言葉は左の耳から入り、そのまま私の体中を包んだ。



ダメ、こんな時にドキドキしちゃう。どうしてこんな時にもドキドキする言葉ばかり言うの?



< 147 / 553 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop