この恋のとろける温もりを感じたい
――桃也さんからだ。
胸を弾ませ着信ボタンを押す。
『もしもし...』
『蘭花ちゃんお昼時かな?』
耳に当てていたケータイをきゅっと掴んだ。
『大丈夫です...』
『昨日は楽しかったよ...電話を切った後、寝れなくて、どうしようかって思った』
そう昨日の夜も桃也さんと楽しく電話をしてから《最後におやすみのキスをケータイにして》って言われて
恥かしくも、してしまったのだ。
『...イジワルです』
『早々、今日5時くらいに東京に着くから5時半くらいには会社に迎えに行ける思うけど、大丈夫かな?』