この恋のとろける温もりを感じたい
「待って」
桃也さんは行こうとする私の手を取り自分の方へ引き寄せた。
「ごめんなさい...」
「こんな所に居ないで入れ」
え?
「...迷惑じゃないですか?」
「迷惑?迷惑だったら...今頃ベッドの上で寝てるよ」
泣きそうな顔を下に逸らし置いてある荷物を手に持って画廊の中へ入った。
「蘭花...どれくらい外に居たの?」
どれくらいって、多分30分くらいは居たのかな?
でも桃也さんの辛さに比べたら大した事無いです。