この恋のとろける温もりを感じたい
「おいおい...来たばかりだぞ、感想ってどんな感想を言えばいんだよ」
桃也さんは、いつもと違った口調で話す。
少し焼けちゃうな。そんな事を思いつつも京都の街並みを車の窓越しから見つめた。
「蘭花...疲れたのか?」
頭をブンブン横に振り視線を桃也さんに移すと繋いでいた手をきゅっと掴んだ。
桃也さんは、少しの変化さえも見透かす。
そんなに分かりやすい性格なのかな私?
「疲れたのなら実家に着くまで目を閉じてゆっくりすると良いよ」