この恋のとろける温もりを感じたい
潤んだ瞳を枝垂れ桜に向けると確かに寄り添うように桜は咲いていた。
永遠に離れない...と。
「蘭花、僕達もこんな2人みたいになりたいね」
「はい...」
繋いでいた手を優しく掴み直し桜を見つめ、きっと永遠でありたいそう思った。
「そろそろ寒くなって来たね家に帰ろうか?」
桃也さんは、そう言うと桜を見つめる私の肩を抱き寄せた。
「貴崎先生...?」
誰かが桃也さんを呼んだような気がした。