この恋のとろける温もりを感じたい
息を潜め触れている手を離しベッド下に散らばっている服を拾い集めると大きな鞄が置いてある部屋に移動し服を着て
いつものように髪を後で1つに束ね軽く化粧をすると部屋を後にした。
向った先は家の外のはずなんだけど、この辺の地理がわからない。
困ったな...
「あら蘭花さん、早いですね、まだ朝5時ですよ?」
腕を前で組み頭を傾けていると声をかけて来たのは、柚江さんだった。
「あの...つかぬ事お聞きしますが、この辺に花屋さんなんてありますか?」
柚江さんはクスリと笑う。