godlh
お前も死ね
「た、助けて。」
辺りを見回した。
―――誰か・・・。
まだ、夕方なのに周りには、誰もいない。
―――誰か・・・。
涙でだんだん前が見えなくなって、誰かを探す事さえ出来なくなった。
―――なんで、誰もいないんだよ。
そう怒ってみても、誰かが現れる訳ではなかった。でも、僕は、少しでもこの状況を打破したい、そう思って必死に抵抗しているつもりだった。
―――誰か、来いよ。
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