オオカミさんと子リスちゃん
学校を出て、20分くらい歩いた所で、
大上さんは、足を止めた。


目の前には、白い外壁の立派な2階建ての家が
あった。


「俺んちここ。」

と指を差した。


おしゃれ洋館みたいな建物の家だった。


「可愛い」

と思わず正直に言った。


「…、別に俺の趣味じゃないし。
お袋の好みだし。」


少し照れて、頭を掻いていた姿が、
可愛く思えた。


「うわ~、照れてる。」

私の言葉を無視するように

「まあ、入れよ。」

と入り口の扉を開けた。
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