オオカミさんと子リスちゃん
すると、奥の方から『パタパタ』とスリッパを
履いた足音と共に、色白の細見の綺麗な女が、出てきた。


その女性は、私の方を見ながら、

「おかえり。
あら、そちらの子は?」
「彼女。」

迷いもなく、そう女性に言った。


「あら、剛史、珍しい。
女の子連れてきたの、初めてじゃない?」

笑顔で言った。


目元が大上さんによく似ていた。


「そうだな。」

大上さんは、小声で、一言言った。


そんな、大上さんに私は、

「お姉さんですか?」

と聞いた。


大上さんと女性は、笑っていた。


「ちげーよ。
何いってんだ、お袋だよ。」

「お姉さんさんだって。
さあ、あがって、ゆっくりしていってね。」

と上機嫌で、話していた。


「後から、飲み物持っていくわね。」

笑顔で、奥へ行った。
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