オオカミさんと子リスちゃん
男の人の部屋に入るのは、初めてで、
緊張した。


部屋の中を見ると、けっこう綺麗に
整頓されていた。


「男の人の部屋って、もっと、散らかって
いるのかと思っていました。」

「いつでも、子リスちゃんを連れてきても
いいように、片付けておいたんだ。」

「本当ですか?」

「冗談。」

ケラケラ笑っていた。


「まあ、立ってないで、座って。」

部屋の中央にあるローテーブルへ、誘導した。


直後、大上さんのお母さんがジュースと
お菓子を持ってきて

「用事で出かけるから、ゆっくりしていってね。」

と言って出ていった。
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