空色
一人興奮してると碧於君が戻ってきた。

「ほぃっ」

「ありがとっ」

一瞬口を緩めた後すぐに手のひらに顎を乗せて、テーブルに肘を付いて窓の外を見る碧於君。

「碧於君…彼女とかは?」

「ッヘ…なんだよ急に。」
「モテ顔だから居そうだなと思って」

「いない」

「嘘ッ!?」

「つかモテ顔ってなぁ…」

「(^v^)私的に碧於君は…かっこ良い♪」

「…は?お前熱でもあんの?」

碧於は一瞬、微かに右の眉をぴくりとさせる。

「碧於君、顔赤いよ~」
「ほら、さっさと買うもん買っちまおうぜ」

照れ隠し?(笑)
まぁ、これ以上いじったら可哀想だし…この変で許そう!!


一時間後買い出しを済ませた私たちは元来た道を歩く…。
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