・約束・2
「・・・仲良く・・・しよっか」

雅也の唇にメイクしてグロスを付けたばかりの唇を重ねる。


「春夏・・・? 着替えて会社行くんだろ?」


「行くよ」

答えて、スグに雅也の唇を塞ぐ。


「春・・・んっ」


「仲直りの印に・・・仲良くしたいの」

私は雅也の来ているTシャツに片手を忍ばせる。




「春夏・・・こんな大胆だった・・・?」



「ふふっ。今まで隠してただけ」


「・・・ホントかよ・・・?」


「意外だった?・・・ウソ。冗談よ。・・・雅也だから」


「春夏」

雅也は応えるように私を抱いた。



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